コラム
暮らしのこと
エアコンの試運転をしましょう

めっちゃ前だけど、4月10日は「エアコン試運転の日」だったらしいね。
最近暑くて、この前エアコン付けてみたら正常に動いたから良かった、、、

エアコンを使っている方の中には、「この冬も暖房を問題なく使えたから大丈夫でしょ?」
と考える方もいるそうですが、暖房はできても冷房だけできなくなっている可能性はあります。
この時期に試運転をすると、暑くなる前に不具合を発見できるので、熱中症予防にも役立ちます。
混雑する前に修理を依頼できるので、待ち時間を減らすこともできます。
今年の試運転をしていないなら、この機会に済ませておきませんか?

具体的に試運転って何するの??

■掃除
まずは、発火対策としてプラグとコンセント周辺の掃除をします。
次に、エアコンの風量やニオイを正しく調べるために、フィルター掃除をします。
リモコンは、電池カバーを開けて、電池ボックス内に液漏れやサビなどの不具合が無いか確認します。
液漏れした電池を外す際は、素手で触れないよう注意しましょう。

動かす前に、掃除が必要なんだね。

■試運転
16~18度に室温設定して冷房モードで10分ほど運転します。
その際、・冷風が出るか ・室内機のランプが点滅していないか ・異音や異臭がするか
・室内機から水が落ちてこないか ・室外機のホースから水が出ているかなどを確かめましょう。

そん時に、不具合を見つけたらどうするの??

フィルターや全面カバーを正しく取り付けても異音が続く場合や、
焦げるような臭いを感じたときは、メーカーや販売店に相談しましょう。
カビ臭や生活臭を除去せずに使い続けると、健康被害のリスクがあります。
窓を開けて1時間ほど運転したり、付着しているカビや汚れを掃除しても解決しない場合は、
専門業者にエアコンクリーニングを依頼した方が良いでしょう。

エアコン内のカビを防ぐためには、どうしたらいいの??

冷房すると、エアコンの内部に結露ができるので、カビが発生しやすくなります。
しかし、冷房使用後に送風運転をすると結露を除去できるので、カビ臭や健康被害を抑制できます。
エアコンに内部クリーン機能が無い場合は、冷房後に3時間ほどの送風運転をしましょう。
タイマーを設定すると切り忘れを防げますよ。

自動でお掃除してくれるエアコンもあるもんね。
新しく購入するにしても、色んなエアコンがあってどれがいいのか全く分からないや。

経済産業省は、2,027年度を目標に、家庭用エアコンの冷房時エネルギー効率を、
現行の省エネ基準である13.8%から最大で34.7%の改善した基準にすると2,022年に公布しました。
現在は、省エネ基準を満たしていないエアコンも販売されていますが、
2027年度からは省エネ基準を満たしたエアコンだけになるため、価格が上昇する可能性があります。
2026年までに安いエアコンを購入して初期費用を抑えるか、
新しい省エネ基準を満たすエアコンで電気代を節約するか…。
何とも悩ましいところですね。