コラム
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買わない方がいい土地

土地を選ぶには、「地域」「面積」「価格」「利便性」など、さまざまな条件があるけどさ、
なかなかドストライクな土地って見つからないよね。

そうだね。やっと出会えた土地でも、『買わない方がいい土地』だった場合、
騒音や異臭、ご近所トラブルなど、さまざまな問題が発生することがあります。
そこで今日は、買わない方がいい土地についてお話しします。
■災害
地盤が弱い土地は、建物が傾いたり、地震によって液状化することがあります。
隣地と高低差があると、造成や擁壁などの工事費用が増えるだけでなく土砂災害のリスクが心配です。
河川の近くや周囲より低い土地は、大雨が降るたびに河川の氾濫や浸水が気になって、
安心して暮らせません。そのほか、ハザードマップで災害リスクが予想されている土地も、
避けた方が良いでしょう。

災害リスクが高い土地は嫌だなあ。今の日本は何が起きるか分からないからね。

■環境
・道路に接する幅が狭い・・・車庫入れが難しい
・土地の前の道路が狭い・・・引っ越しのトラックが入れない車のすれ違いが難しい
・境界線があいまい・・・隣家とのトラブルが発生しやすい売却が難しい
・交通量が多い・・・騒音が煩わしい排気ガスが外壁や洗濯物を汚す子どもが危険
・植栽などの越境物がある・・・隣家とのトラブルが発生しやすい
・日当たりが悪い・・・湿気が溜まりやすくカビが生えやすい光熱費が増えやすい
・水はけが悪い・・・建物が傷みやすい
・異臭がする・・・健康被害やストレスの原因になる

どれも嫌だけど、土地探しをしている段階では中々気づけないポイントだよね。

■建築制限
たとえば、第一種低層住居専用地域の場合、建物の高さが制限されます。
防火地域や準防火地域の場合、火災による被害を抑えるために建物の広さやデザインが制限されたり、
指定された建材を使うよう求められます。そのほかにも、北側斜線制限、日影規制など、
土地によってさまざまな制限が設けられています。
それらがあなたの家づくりに影響を与え、それを苦痛に感じるなら、
その土地は買わない方が良いでしょう。

その土地によって、様々な制限があるんだね。出来れば何の制限もない土地がいいね、、、

■自治会
一戸建てを新築すると、自治会への加入を求められます。
義務ではありませんが、「この地域の方は全員加入しています」
「加入しない方はごみステーションを使えませんよ」と、暗に強制されることもあります。
実際は、ごみ収集は公共サービスなので未加入でも利用できます。
もし、自治会に加入したくないなら、加入しなくても問題なく暮らせる地域か確認しましょう。
加入したいなら、自治会の活動内容や会費を確認しましょう。
内容に賛同できないなら、その自治会の対象地域は避けた方が良さそうです。