コラム

見学会では、五感をフル活用しましょう

今時って、新築のオンライン見学会なんてあるんでしょ??

自宅にいながら参加できるので時間や視線を気にせずにじっくり見学できていいよね。

移動時間や交通費を節約できるし!

とはいえ、実物を見学しないとわからないこともあります。

では、展示場や完成見学会などで実際の家を見学するときは、

どんなことを意識したら良いのでしょう。

■知りたいことをまとめておく

化学物質過敏症の方やシックハウス症候群が心配な方は、「室内の空気は本当に安全だろうか」と

具体的な数値を知りたいかもしれません。

眠りが浅いなら、「寝室の窓から、屋外の音はどれくらい聞こえるんだろう」と

気になることでしょう。家事の負担を減らしたいなら、動線や設備の使いやすさなど、

あれもこれも知りたいですよね。

それらを調べ忘れることが無いよう、知りたいことや見たいものを事前にまとめておきましょう。

五感をフル活用することが大事だね!

見学会では、室内の温度や解放感、設備の使いやすさなど、

オンラインではわからない情報を体感できるもんね。

とはいえ、多くの見学会では、来場者にスリッパや手袋を用意していることでしょう。

そんなときは、「床の歩き心地を裸足で確かめたい」「窓を開閉して、屋外の音を聴き比べてみたい」

「設備を操作して、使い心地を知りたい」と、担当者に相談してみましょう。

まさに、五感をフル活用すると、より詳しい情報を得られます。

しかし、完成見学会やOB宅見学会では、家主さんへの配慮は欠かせません。

事前の確認は、トラブル予防にも役立ちます。

「この階段は移動しやすいな」「この洗面台はゆったりして使いやすいな」と思ったとき、

メジャーで計測できると便利だから持参すると良いかもね。

とはいえ、金属製だと設備や壁に傷をつける恐れがあります。

一方、布製や紙製の柔らかいメジャーだと、落としてもヒヤッとすることはありません。

お子さんが「自分も使いたい!」と言ったときも、安心して手渡せますよ。

■事前に相談を

見学した建物に問題が無くても、来場者の柔軟剤などのニオイで気分が悪くなることがあります。

室内の空気も正しくチェックできません。そんなときは、見学前にその旨を伝えておきましょう。

健康で安全に暮らせる家づくりをしている業者なら、予約制にしたり、

来場者への注意喚起を呼び掛けるなど、安心して見学できるよう配慮すると思いますよ。