コラム

みんなってさ、家づくりの予算ってどのように決めてるの？？

それは人それぞれだけど、いくつか説明するね。

一つ目の指標として返済負担率（返済比率）がある。

返済負担率とは、『年収に対する年間返済額の割合』のこと。返済負担率は、金融機関や収入によって異なるよ。

例えばフラット３５の場合、・年収４００万円未満・・・３０％以下　・年収４００万円以上・・・３５％以下を基準としている。

『年間返済額』は、住宅ローンだけでなくマイカーローンやリボ払い、商品の分割払いなど、借り入れの全てを合算してから計算した方が良いよ。

住宅ローンの借入額を増やしたい場合は、他の借入金を早めに完済しなかんね。

 

へー。けど、マイカーローンとか学生の頃の奨学金が残っている人はたくさんいそうだよね。

そだねー。次に返済可能額について説明するね。

家族構成や暮らし方によって、同じ年収の方でも家づくりに使える予算は異なるはず。

返済額を現在の家賃程度に抑えたい場合、現在の住居費から、新築後の固定資産税やメンテナンス費用の積立額を差し引いてみりん。

その金額なら、現在と同程度の負担で返済できると思うよ。

確かに、家賃と同程度の毎月の出費と考えればローンを組むのは怖くないかも。

それだけじゃなくて、手元に残したいお金もちゃんと考えた方がいいよ。

家づくりの支払いには、現金でないと対応できないものがある。

また、入居後に家具や家電を買い替えたくなったり、新居の不満を解消するための費用が発生することもあるんだわ。

これらの新居に関わる費用の他、子どもの教育費や車検代などの必要不可欠な出費や、不測の事態に対応できる程度の貯蓄を確保しとかなかん。

何かあったときのためにも、手元のお金はある程度残しておきたいな。

その方がいい。また、ネット上の『返済負担率』のシミュレーションの中には、他の借り入れを含めず、住宅ローンだけで計算するものがあるよ。

その計算結果と実際の審査結果が異なると、ショックは大きいかもかも。だけど、シミュレーションの結果は参考程度に留め、

・年間負担率は、住宅ローンだけでなく全ての返済の合計で計算する　・総収入ではなく、手取り収入で計算するといった方法でも計算し、

本当に無理なく返済できる金額なのか確かめなかんよ。