コラム

負担が増える今こそ、新築する理由を明確に

先日の金融政策決定会合で、政策金利が現行の0.7%から1.0%に引き上がったよね。

1995年以来、約31年ぶりの高さらしいじゃん。となると、気になるのが住宅ローンの金利動向だよね。

金利の上昇に不安を感じて、新築をあきらめたり先送りする方がいるそうです。

新築する方の中には、初期費用を重視した家づくりに関心を寄せる方がいるそうです。

金利や費用が増えると、理想と現実のギャップに悩むことがあります。

こんなときこそ、持ち家が必要な理由を明確にして、考えの柱がぶれないようにしたいよね。

■性能

以前は、費用を抑えるために性能を下げるという選択肢がありました。

しかし、現在は最低基準が定められています。その基準を下回ると、建築確認申請が通らないので着工できません。

現在の家づくりの最低基準は、2025年4月から法律で義務化された『省エネ基準への適合』です。

そして2030年には、さらに高水準なZEHが最低基準になります。

断熱等級は1から7まであり、現在の最低基準は等級4ですが、2030年度には等級5が義務になります。

性能が向上するほど費用も増えるけど、入居後のトータルコスト(光熱費やメンテナンス費用)を含めて

比較すると、長く住み続けるほど省エネ性が高い住宅の方がお得になるよね。

■費用を抑えるには

性能を維持したまま費用を抑えるには、・建物の形状をシンプルにする(四角形にして凹凸を減らす、

総2階建てにする) ・建物内の壁(間仕切り)を減らす ・窓の数や面積を減らす ・床面積を減らす

・水回りを集中させて配管費用を減らす ・設備の種類や性能は必要最小限にする

・国や自治体の補助金、住宅ローン減税などの優遇措置を活用するなどの方法があります。

なお、「トイレを1つにしたが、2階の寝室から1階に行くのは大変」

「間仕切りを減らした分、音やニオイが筒抜けになった」といった事例もあります。

初期費用を減らすためにあの手この手を使いたくなるけど、快適な暮らしに欠かせないものは確保しないとね。

■ハコ(建物)よりコト(暮らし)

私が考える家づくりの目標は、より高性能な住宅を新築することではありません。『家族と幸せに暮らすこと』です。

あなたにも、「庭がある家で家族やペットとのびのび暮らしたい」「定年後に収入が減っても

安心して暮らせる場所を確保したい」など、持ち家を必要とする理由があることでしょう。

借入可能額の上限まで借りて高性能で広々とした一戸建てを新築しても、返済に追われて生活を楽しめません。

定年後に安心して暮す場所づくりが目的なら、「子育て中は貯蓄に専念して、

巣立ち後に夫婦の小さな家を新築しよう」という選択肢もあります。

今後も物価や金利の上昇が予想されているよね、、、

家づくりの優先順位を整理して、無理の無い家づくりを進めたいね!

■とことん活用

建物価格の高騰のため、子どもに個室を用意することも大変になりました。

収納スペースを確保するのも一苦労です。しかし、リビングの一角に勉強スペースを設ければ、

子ども部屋はベッドを置ける程度の広さで十分です。

階段下やベッド下などのデッドスペースを活用すれば、収納スペースを確保できそうです。

担当者の知識や経験も、とことん活用してくださいね。