コラム

施主検査で見落としを防ぐために

注文住宅を新築するときって、いろんな検査があるよね??

そうだね。法律に基づいた検査(建築確認、中間検査、完了検査)のほか、

施工会社による社内検査など、プロによる検査が何度も行われます。

その後、引渡し前の最終段階で施主自身が検査します。これを『施主検査』と言います。

施主が検査するタイミングもあるんだ!

とはいえ、専門知識が無い場合、どこをどうチェックすれば良いかわかりませんよね。

そのため、見える部分や説明を受けた部分に気を取られ、

入居後に見落としに気づいて後悔した方がいるそうです。

ええ!後悔したくない!そんな後悔を防ぐにはどうしたらよい??

■持参するもの

打ち合わせ通りに施工されているか確認するには、図面や資料が欠かせません。

不具合を見つけたとき、図面や資料に記入できるよう筆記用具も持参しましょう。

スマホやカメラがあれば、撮影して証拠を残せます。

床下や屋根裏を調べるとき、懐中電灯や軍手があると便利です。

家族用のスリッパを用意すると、大きさや数で困ることもありません。

それくらいなら用意できそうだね!図面と照らし合わせてもあんまり分からないけど、、、

■みんなでチェック

できるだけ新居で暮らす人全員で参加しましょう。

見落としを防ぐため、最低でも夫婦二人は参加しましょう。

まずは、図面通りに仕上がっているか調べます。メーカーや品番なども一つ一つ確認しましょう。

次に、動作を確認します。玄関ドア・窓・扉・網戸などはスムーズに動くか、隙間は無いか。

照明などのスイッチはどうか。鍵はきちんと閉まるか。こちらも一つ一つ確認します。

キッチンや洗面所では、シンクに水を溜めて一気に流し、・水量に問題は無いか

・排水はスムーズか・配管のつなぎ目から水漏れしないかなどを確認します。

業者の視線が気になるかもしれませんが、・歩いたとき床がきしまないか

・手すりを掴んだ時、ぐらつかないか・トイレのタオル掛けは使いやすい位置にあるかなど、

住んだつもりで確かめてみましょう。

実際にその家で過ごしてみる感覚で検査してみると、検査している感覚というよりは

気づけない発見が自然と出てくるかもしれないね!

■チェックリスト

「図面や資料を持参するだけでは見落としが不安」という場合、

事前にチェックリストを作りましょう。

自分で作成しても良いですし、ネットや書籍などのチェックリストを活用するのも良いですね。

チェックリストを2部作成して業者と共有すると、「言った言わない」を防げます。

業者が用意する場合もあるので、事前に確認しましょう。

チェックリストを作成といってもどこをチェックすればいいのかが分からないから

作りようがない気もする。

■期限は引渡し前

引き渡し後に是正する場合、未完成の状態なので不安ですよね。

それに、暮らし始めてからだと生活に支障を来たすこともあります。

そのため、指摘した項目のすべてについて、引渡し前までに対応するよう求めましょう。

コロナ禍の頃、住宅設備の納品遅延が大きな問題になりました。

・設備が納品されるまで引き渡しを遅らせる ・納品を待たずに引き渡す

・仮の設備を設置し、契約した設備が納品され次第交換するなど、さまざまな対応があったそうです。

でも、「引き渡し後に設置した設備に不具合があったら…」「設備の交換が原因で水漏れしたら…」と

考えると不安ですよね。未完成のまま引き渡しを承諾すると、トラブルの可能性が高くなります。

困った時は、住まいるダイヤルや消費生活センターに相談しましょう。