コラム
家づくりのこと暮らしのこと
新築数か月での点検って必要?
初めて家づくりをする方の中には、新居の引き渡しを『ゴール』と捉える方がいるって
聞いたけど、本当なの??
そういう方が結構いて、入居後も施工業者との付き合いが続くことを面倒に感じたり、
アフターサービスに関心が無い方もいるんだよね。
でも、実際に暮らし始めてみて気づくこともたくさんあるじゃんね。
そうだね。建築中や完成後の検査で問題が無くても、
実際に暮らし始めてからでないと気づけない施工ミスがあるかもしれません。
設備が正常に動作しないなどの不具合が発生するかもしれません。
もし、そのようなトラブルが発生しても、早期の点検で見つければ、
その分、ダメージを軽減できます。
設備の使い方やメンテナンスの手順などを住み始めてから気になったことを、
まとめておくのも良いかもしれないね!
「排水の音が大きい気がする…」「基礎に小さなひび割れがあるけど大丈夫?」
「ここのコンセントだけ抜けやすいのはなぜ?」などの疑問や不安があれば、
些細なことでも構わないのでメモをしておいてくださいね。
そういえば、ある知人は、初めての点検のとき、
24時間換気システムのフィルターを、業者に説明してもらいながらメンテナンスしました。
手持ちの脚立では不安定だったため、業者の脚立を借りつつ、
・安全な脚立の選び方・カバーを外す際のコツ・フィルターの洗い方などを実践を交えて聞けて、
とても助かったとのことです。
入居後間もない時期の点検について、「特に気になるところは無いから点検は必要ない」
「散らかっている部屋を見られたくない」と、否定的に感じる方もいるそうです。
確かに、1か月点検や3か月点検の頃は、片づけやあいさつ回りなどで何かと忙しい上に、
新生活に慣れなくて、まだまだ落ち着かないかもしれません。
しかし、プロが点検して「問題なし」と判断した住まいなら、
より安心して暮らせるのではないでしょうか。
訪問営業の無料点検は嫌な予感しかしませんが、施工業者の無料点検なら安心だね。
定期点検の案内が来たら、逃さず依頼した方がいいね!