コラム
家づくりのこと暮らしのこと
家づくりに対する考えをまとめてみましょう
漠然とマイホームは欲しいとは思っているけれど、どんな家にしたいのか家が欲しい目的は何なのか
あまり自分自身わかっていないような気がする。だからこそ、どこに相談していいのか分からない、、、
車を購入する場合は、・メーカーや車種・排気量・新車・中古車のように、対象を絞りやすい分、販売店を探しやすいですよね。
一方、家づくりの業者を選ぶときは、A店よりB店の方が規模も大きく評判も良いとしても、
A店の方があなたの家づくりに適している場合があります。
確かに「特にこだわりはないし、家に合わせて暮らせる」と考える方と、
「ペットと快適に暮らせる家が欲しい」と望む方では、適した業者は全く異なるもんね。
じゃあ、今日は以下の3点について掘り下げ、家づくりに対する考えをまとめてみましょう。
■家づくりの目的は?
「定年退職後も、安心して暮らせる住まいが欲しい」「暮らし方に合う家で、趣味や生活を楽しみたい」と、
目的がはっきりしている方もいれば、「家を建てないと一人前として認められないから」
「同年代の人たちが次々に新築しているから」と、明確な目的が無い方もいます。
目的が曖昧だと、「よくよく考えると、一戸建てを新築するより、マンションや中古住宅の方が良かったかも…」という
ケースがあるかもしれません。また、世界に一つだけの住まいを新築するより、
規格住宅の中から自分に合うプランを選んだり、規格の一部を自分仕様にアレンジする方が向いている場合もあることでしょう。
家づくりの目的によって、あなたに合う業者は異なります。ということで、まずは目的をまとめてみましょう。
目的か、、、それってめちゃくちゃ重要だね。
■いつまで暮らしたい?
「終の棲家として、最後までずっと暮らしたい」「子どもが独立したら、小さな家に住み替えたい」
「いずれは子どもが相続し、ここで暮らす予定」と、暮らす期間も人それぞれです。
暮らし方や暮らす期間によって、・足腰が不自由になっても生活しやすい家 ・リフォームしやすい家
・リフォームしなくても可変性を楽しめる家・寿命が長い家のように、方向性が見えてきそうですね。
子供部屋を大きく作っても実際には10年も使うかわからない場合もあるんだもんね。
せっかく建てるなら、長い目で見て可能な限りずっと暮らしやすい家がいいよね。
■最も優先するのは?
「性能は最低基準で十分なので、とにかく広さが欲しい」「耐震性と断熱性は、できるだけ追求したい」
「地元の木材で家づくりしたい」「施主支給や施主参加を認めてくれる業者がいい」と重視する項目も人それぞれです。
予算内ですべての要望を叶えるのは難しいものです。
「広すぎたら掃除や固定資産税が大変かも?」「子どもが巣立った後、子ども部屋はどう使う?」と、
入居後の暮らし方を想像しながら、優先順位を整理しましょう。
予算がある中ですべての要望を叶えるのは本当に難しいと思う。
何を優先するのか夫婦や家族できちんと話し合った方が良さそうだね。
■さじ加減
「室内のどこにいても家族を感じたい」と望んだものの、開放感が過ぎると、「常に家族の気配が気になる」
「一人で落ち着いて過ごせる空間がない」と後悔することがあるかもしれません。
現在の住まいに対する不満が大きい項目ほど新居への要望が大きく膨らんで、さじ加減を間違える可能性があります。
家族や担当者と話し合いを重ねつつ、程よいさじ加減を探したいですね。