コラム

現地で調べたい事(その1:土地)

土地選びをするには現地調査が欠かせないと思うんだけど、現地で何を調べれば良いの??

まず肝心なのは境界線だね。

■境界線

分譲地の多くは四角形に整えられ、境界線に沿ってブロック塀などの仕切りが設けられています。

しかし、土地によっては隣地との境界線が曖昧な場合があります。

そのため、隣家が実際の境界線を越えてブロック塀などで仕切っているケースもあるとか。

隣地との境界には、『境界標』という印が埋め込まれています。

境界標の中心には、『境界点』という印があります。2つの境界標の境界点をつないだ線が『境界線』です。

現地では、境界標があるか、隣地の設備が越境していないか確認しましょう。

それなら素人が見えてもなんとなくわかりそうだね。

■日当たり・水はけ・風通し

日当たり・水はけ・風通しが悪いと、人だけでなく建物の健康も損ねます。

洗濯物が乾きにくかったり、照明無しで過ごせる時間が短いと、乾燥や照明に必要な電気代も増えます。

隣家との距離が近いほど日当たりや風通しは悪くなるので、時間帯や天候の違いによる変化や、隣家との距離を観察しましょう。

確かに日当たりが悪いとなんとなく気分が下がるというか、、、

結構大事なポイントになるもんね。

■インフラ設備

地域によっては、水道が整っておらず、各家庭ごとに川や沢から水を引いている場合がありますよね。

災害用も兼ねて、井戸を掘って生活用水にする方もいます。

しかし、利便性と安全性を求めるなら水道は欠かせません。

電気やガスを利用したいなら、それらのインフラ設備も必要です。

なお、引き込み位置によっては、建物を希望する場所に配置できない場合があります。

・インフラ設備が敷地に引き込まれているか ・その位置に問題は無いか

・電柱や電線の位置はどうかについて確認しましょう。

ライフラインの整備費用は買主負担のことが多いから気をつけなくちゃね!

■トラブルのリスクは?

古くから宅地として利用されていた土地の場合、配管の老朽化が心配です。

老朽化した水道管をそのまま使用すると、水漏れしたり排水が詰まったりと、入居早々トラブルに見舞われる可能性があります。

また、土地の近くに電線があると、電線に鳥が留まり、フンや鳴き声に悩まされる可能性もあります。

そんなトラブルの要因が潜んでいないか、じっくり調査しましょう。