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慣れや油断による着衣着火に注意

2022.04.26

今日は、着衣着火についてです。着衣着火とは、何らかの火が着ている服に燃え移る火災のことです。

毎年約100人の方が亡くなっており、その8割以上が65歳以上の高齢者です。内訳の中で最も多いのが調理中のコンロの火による事故です。

以下に、医療ネットワークを通じて寄せられた事故事例を紹介します。   

・コンロの奥にある鍋を取ろうとしたとき、手前で使用していた火で服が燃えた。服を脱ごうとしても脱げず、シャワーで消火したが範囲約5~10%の熱傷を負った。

・料理中にコンロに背を向けてテレビを見ていたら着火した。ニオイと熱で着火に気づき、風呂場で冷却したが、皮膚の移植手術が必要だった。

・コンロの火を消そうと手を伸ばした時、肩にかけていたカーディガンの袖に着火した。背中まで回った火がなかなか消えず、腰から背中にかけて熱傷を負った。

・料理中、扇風機の風にあおられてコンロの火が服に燃え移り、前胸部に広範囲の熱傷を負った。

上記の事例を見ると、自分の身に起きてもおかしくないと思いませんか??

スタッフも、料理中に奥に置いた鍋を取ろうとした時、手前の鍋の水蒸気で「アツっ!」となったり、首にかけていたタオルが落ちて引火しそうになった経験があるとか。

なお、コンロの他にも、仏壇やお墓参りのロウソク、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具やスプレー、

たばこや花火、焚火や野焼きなども着衣着火を招く恐れがあります。

さらに、新型コロナによりアルコール消毒の機会が増えてからは、・服に付着したアルコールへの引火

・アルコールで手指消毒してすぐの調理や喫煙による引火などの可能性も懸念されています。   

パイルやタオル地、綿やレーヨンなど植物繊維使用の素材などは火の回りが早く、実験の結果、わずか1秒で服全体まで燃え広がることが分かっています。

火を取り扱う際は、衣類の素材や形状に十分注意しましょう。アルコールなどの引火しやすい液体を取り扱ったら、火に近づかないようにしましょう。

安全性を高めたいなら、火を取り扱う際は、着火しにくく燃え広がるスピードが遅い防炎製品のエプロンやアームカバーを使用すると良いでしょう。

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