コラム
土地のこと家づくりのこと暮らしのこと
優先順位を決めて、そのメリットを活用しましょう

新築する時ってさ、優先順位ってある??

新築する時、
1.無理なく返済できる予算を決める
2.条件に合う土地を選ぶ
3.残った予算で建物や外構について話し合うという順番があります。

この優先順位の1番がうまくできていないと、予算オーバーに繋がるよね、、、

そうだね。特に、土地と建物の順番を逆にすると、予算オーバーすることがあります。
土地購入に使える予算が減って、利便性が悪い土地や、
希望より狭い土地しか選べない可能性もあります。
家への不満はリフォームなどで対応できますが、土地への不満はどうにもできません。
ですから、予算→土地→建物・外構という優先順位は守った方が安心です。

でもさ、実際に住むのは建物じゃん?土地の方が大事なの?

それは人それぞれだけど、
土地選びの際に、家族で話し合いながら優先順位を決めておくと、
候補を絞りやすくなるので探す負担を減らせます。
「最優先したいのは、自然災害のリスクが少ないこと」
「2番目は、買い物や通院など生活の利便性?」「後は、通勤通学の利便性とか、それから…」
「あと、こんな場所は避けたいっていう条件もあって…」などきっとたくさん候補が出てきます。

候補や要望が増えすぎて決めれなくなっていきそう。

建物に対する要望も土地への要望より数が増えるでしょうが、
・絶対に欠かせないこと ・できれば叶えたいこと
・あれば嬉しいけど無くても困らないことなどに分類すると、優先順位を決めやすくなります。
例えば、アトピー性疾患や呼吸器疾患等に悩む家族がいる場合、
シックハウスやヒートショックの危険が無く、健康で安心して暮らせることが最優先かもしれません。
限られた時間を有効に使いたい方にとっては、家事の効率化が最優先かもしれません。
このように、優先順位を決めると、絶対に欠かせないことから順番に要望を取り入れるので、
満足度が高く後悔が少ない家づくりができます。
住宅ローンや火災保険を選ぶとき、家計を見直すとき、
普段の買い物で困ったり迷ったりしたときなど、さまざまな場面で優先順位のメリットを活かせます。
「遊んでから宿題する?宿題してから遊ぶ?」というお子さんとの話し合いにも使えそうですね。
