コラム
お金のこと
無理のない返済計画と頭金について
ねえ ちいちい 家づくりの資金計画を立てる時、頭金をどうするか悩むじゃんかー どーせやあ えーの?
まー 一般論としては、頭金が多いほど住宅ローンの借入額を減らせるじゃんか。
その分、利息や総支払額が減るっちゅー話。
そんぐらいのことはわかるけどさー家賃を支払いながら貯めるのは大変じゃん
そだね- 頭金を用意するとだねぇ
・返済期間や月々の返済額を減らせる
・店頭表示金利より優遇されることがある
・借入可能額が希望より少なくても、頭金の分だけ予算を増やせるみたいなことがある
・「頭金無し」より審査のハードルが下がる てなこともあるよ
頭金を用意しないとどーなるの?
それはだねぇ
・返済期間や月々の返済額が増える
・借入額は増えるけんど、住宅ローン減税による恩恵も増える
・自分の好きなタイミングで新築できる
・手持ち資金を減らさんで済む
・「頭金有り」より審査のハードルが上がる
家賃がかかるところに住んでる場合は、検討期間を含んで、竣工(建物完成)して
入居までの家賃を払わないかんもんだん、そこも計算に入れなかんだわ。
土地と建物と2本立てでローンを組むというタイプだとさぁ、家賃払いながら、
土地のローンがスタートすることもあるもんで、余計に負担が増えることになるだがね
そしたらさぁ、無理なく返済できるのはどーせやあ えーの?
まあ、頭金の目安は予算の1割~2割と言われてきたんよ。
でも、家賃を支払いながらだと、頭金が貯まるまで何年もかかることがあるやんか、するってーと、
人によっては、完済時の年齢が定年を超えてまうこともあるだわ。
つーことは、家賃を家づくりの資金に充てることができるから、頭金無しで家づくりをしたほうがえーよってことだね。
確かに損得は気になるけんど、何より大切なのは、無理の無い返済計画を組むことだわ。
頭金を優先して手持ち資金を減らした結果、予定外の出費に対応できくなったり、
教育ローンなどの借り入れをするパターンもあるてて聞くでよ。
あんまり理想にとらわれず、自分に合う計画を大切にしたいね。
そこで、住宅市場動向調査報告書 国交省の「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」のデータを引用しとくわ。
土地を購入しーの 注文住宅新築世帯の購入資金は平均5,112万円だげな、自己資本比率(頭金)は23.5%だってさ。
ひょえー 自己資金1200万超えが平均て まぢーっ!!
そんなデータを見せられるとさぁ、貯蓄の進み具合に落ち込むやんかー
まーね 平均だでよ。自己資本比率が高い方の中には、親からの贈与を受けた方や、
年齢を重ねてからキャッシュで新築する方も含まれてるデータだでよ。
ローンを組んだ、組まないは置いといてというデータだよ
そっかー、貯蓄の進み具合に悩んだ時は、とりあえずFPなどお金の専門家に相談するのが良いね。