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二世帯住宅へのリフォームで失敗したAさん
孫の小学校入学と同時に長男夫婦と同居することになり、築20年の木造住宅を二世帯住宅にリフォームしました。
玄関は一緒ですが、お互いに気を遣わないようにと1階は私たち親世帯、2階は息子たち子世帯というようにし、
キッチンやリビングも別々にしました。設計の段階から息子夫婦も加わり、お互いに納得のいく住まいになったはずでした。
ところが、いざ住んでみると、私たちの寝室の上に息子たちのリビングがあり、夜、思った以上に足音がうるさくて眠れません。
また、孫が2階で練習するピアノの音もかすかですが聞こえてきます。
ある時、何気なく「夜遅くまでピアノの練習を頑張っているのね」とお嫁さんに言ったら、
それがお嫁さんには嫌味に聞こえてしまったのでしょう。更に自分たちの生活が私たちに筒抜けになっていると感じたらしく、
それからどうも気まずい雰囲気になってしまいました。
二世帯住宅へのリフォームで最も多い話ですね。音の問題はかなり深刻で、気になり出すとどうにも我慢ができなくなってしまうものです。
設計の段階から息子さん夫婦も加わっていたのは良かったのですが、その際、お互いの生活スタイルまで充分に理解し合いましたか。
息子さん、特にお嫁さんの方は遠慮して何も言えない雰囲気ではありませんでしたか。
敷地を縦に割ってみましょう。
敷地に余裕があれば、建物を上下階に分けるのではなく、縦割りにするというのも一つの方法でしたね。 生活スタイルの違う世帯同士の同居にはこの縦割りがおすすめです。 上下階で同居する場合は、やはり音に気を遣った構造にするべきです。木造住宅の場合、防音効果のある床材だけではダメです。 根太や梁と呼ばれる床下の支えで補強したり、1階の天井と2階の床との間の空間にある下地材にパッキンを挟むなど、構造部分での防音工事を行えば更に安心です。 音に関して言えば、水周りの音にも気を付けて欲しい部分です。2階の浴室やトイレが1階の寝室の上にならないように注意します。 排水管を通す位置もよく考えるべきでしょう。また、Aさんのように、リビングと寝室が上下になるとどうしても生活音が気になってしまうものです。 設計段階で家を平面的に考えるのではなく、立体的に考える必要があるでしょうね。
お洒落なキッチンが欲しかったBさん
私の憧れは今どきの洒落たキッチン。ダイニングキッチンから憧れの対面式カウンターキッチンへと長年思い描いてきた夢を実現させようと、
ショールームを見て回ったり、カタログを取り寄せたりして、いろいろと研究。その成果もあって、
完成したキッチンはモダンでとても素敵でした。これでもっとお料理作りが楽しくなると思っていたのも束の間、次々とトラブルが発生。
実際に使ってみたら…
システムキッチンの高さが思っていたより高過ぎて使いづらかったり、収納をたくさん取ったのは良かったものの、 奥行きが深過ぎて奥の物が取り出しにくく使いづらい、カウンターを無垢の木にしたものの、水はねや料理の汁がついてシミになって汚らしく見えたり…。 また、今までは疲れるとすぐ近くにあるイスに座って休憩できたけれど、新しいキッチンはわざわざイスを持ってこなければ座れず何かと不便。見た目ばかりにこだわり過ぎて、 使い心地を考えなかったせいで、夢と現実は違うんだなということを実感しました。
キッチンというと、とかく形や機能面ばかりを見がちで、Bさんのように後で後悔するケースも多いようです。見た目や機能面も大事ですが、
キッチンという場所柄、使いやすさや居心地の良さにこだわる方がリフォームは成功すると思います。
もちろん自分でいろいろと見て回ることも重要です。その上で、何のためにそうするのか、きちんとリフォーム会社のアドバイザーに相談すると良かったですね。
実際の作業を思い描いてみましょう。
家事は基本的に立ち仕事で足が疲れるものです。足に優しい床材選びや格納式のイスなどを設置すると良かったと思います。 また、システムキッチンにはいくつかの高さがありますが、ショールームで見る際は、靴を脱いで高さを確かめましょう。 他にも完成して冷蔵庫を搬入しようとしたら、冷蔵庫が入らなかったなどというトラブルもよく耳にします。今ある家電を使うのなら、その寸法もしっかり頭に入れておくべきですね。 キッチンのリフォームは、配管類の移動を伴うため、大きな出費がかかります。あとで後悔しないためにも綿密な計画が成功への秘訣です。
暗いトイレから明るいトイレにしたCさん
我が家は建売住宅を購入したので、家の造りに自分の好みを生かすことができませんでした。中でもトイレは窓も小さく、
また隣の家との距離も近いため、何となく薄暗くずっと不満でした。主人も私も年を取ってきたので、
バリアフリー化も兼ねて、この際トイレをリフォームすることにしました。
窓を大きく取り、光が充分射し込む明るいトイレ、手すりもついて老後も安心なトイレ…のはずでしたが、
実際は窓が大き過ぎて外からの視線が気になり、手すりをつけたことでかえってトイレが狭くなって使いづらくなってしまいました。
明るさにこだわって窓を大きくしてしまうと、Cさんのように外からの視線が気になってしまうこともあるようです。窓の大きさや位置にも気を配ってプランを練れれば良かったですね。
トイレをリフォームする場合は、出入口の開口部を広くし、出来れば引き戸などにして車椅子でも出入り出来るようにしておくと良いかもしれません。
使いやすい製品の情報も豊富に揃えています。
手すりはついているに越したことはありませんが、そのためにトイレが狭く、用を足すのが不便になってしまっては元も子もありません。 最近人気なのは、肘掛けアームレストです。これは壁に取り付け、座っているときは肘掛けとして、 立ち上がるときはここに手を掛けて立ちあがれるものです。跳ね上げ式なので掃除の邪魔にもならず、空間を有効に使うことができます。
足腰が弱くなってからリーフォームしたDさん
いつまでも元気なつもりでいましたが、最近足腰が弱くなってきた義母のために、トイレや廊下に手すりをつけたり、床の段差をなくしたりするバリアフリーのリフォーム工事をしました。
ところが、安全のためにつけたはずの手すりにぶつかって義父が怪我をしてしまいました。更には、翌年義母が足を怪我してしばらく車椅子の生活を送ったのですが、
せっかく床の段差を解消したのに、廊下の幅が足りずに家の中で車椅子を使うことが出来ませんでした。
せっかく取り付けた手すりで怪我をなさってしまって、お気の毒でしたね。
しかし、ここに年を取ってからのリフォームの落とし穴があるのです。一般的に年を取ってからのリフォームは、
体が環境に順応するまでに時間がかかってしまうのです。ですから、なるべく早いうちからのリフォームをおすすめしたいと思います。
手すりを取り付けるのだけがリフォームではありません。
バリアフリーといっても、やたらと手すりを取り付けるのはかえって逆効果です。なぜなら手すりは使う人によって必要な位置や高さが違うからです。 人によってはそれがかえって障害物になってしまうこともあるのです。今は必要なくてもいずれ必要になりそうなのであれば、 下地の補強をしておくと良いでしょう。ご年配者だけでなく、家族みんなが住みやすい家にすることがバリアフリーのリフォームを成功させるコツです。
リフォームを成功させるポイントは、古い部分と新しい部分の差をどう処理するかが重要になってきます。 同じ部屋や空間が繋がった部分はできるだけまとめて工事すると良いでしょう。壁紙なども一見きれいに見えても新品と並べるとどうしても見劣りしてしまうものです。 思い切って全く違う色や素材を組み合わせたり、異素材や家具で区切って、雰囲気を変えてしまうのも一つの手です。 機能にばかり目を取られずに、使い勝手や使い心地を想像しながら、違和感のないプランを考えていきましょう。 そして何よりも経験豊富で信頼できるリフォームアドバイザーに適切にアドバイスをしてもらうことが、リフォーム成功への秘訣です。
未来創建(株)併設の「ギャラリー慶」では、数多くの施工実績をご覧頂きながら、
リフォームECOとのコラボレーションから生まれたインテリアコーディネーターシステムで創りあげる、
まったく新しい「デザインリフォーム」のご提案に力を注いでいます。
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